セラピーep.4
- 2021.02.04
- セラピー内容
チェーン分析
意図:自分がどのような時に感情の爆発が起こるか見極める
感情爆発しているときの自分の言動に向き合うことで、相手に対して
理不尽なことで怒っていると知ることができる(いつも理不尽なことを
しているとは限らない)
効果:①この分析を何度も行うことにより事前に爆発を抑えるための介入が
できるようになる
②自分の思考回路を可視化することにより癖を発見できる
③V(持ち込み)のパターンを見ることで心の根本的な問題を発見できる
■書き方例■(私の実際に書いたものの一部)
V:家でずっと寝ている
起きた時はyoutubeをみるかご飯、お菓子を食べる
自己嫌悪、不安感がある、心配、悲しい
きっかけ:彼に早く会いたい
何時に来るか分からない
返信がきたが思ったよりも遅く来ると判明した
意味付け:前もって何時に来ると連絡しないのは
私のことを考えていないからだ
もっと早く教えてくれたら自分のやりたいことできたのに
私のことを思って言ってくれる言葉は全部嘘なんだ
ごめんねでは気が済まない
許せない、怒らせたことも許せない
怒りが止められない
全部彼のせいだ、自分は悪くない
もうしたくないこと:彼に怒りをぶつけ暴言を吐いた
(実際はもっと細かく書きましたが酷い言葉なので省きます)
結果:暴言を吐いたり、言葉遣いの荒い自分
大切な人を傷つける自分は死ねばいい
大嫌い、生きてる価値が一番無い人間
苦しい、悲しい、2度としたくない
といつも思うのに、結局してしまう
自分が気持ち悪い、口だけなのは自分だ
最低最悪な人間だ
実はこの結果がまた V に繋がっています。
自分で自分を追い込んで同じことを繰り返してしまう。
しかしそうなってしまうのは過去の傷などが原因にあります。
この分析を何度もすることにより過去の傷が浮き彫りになってきます。
原因が分からないとどうすることもできないのでこの方法は原因を知る為に
とても良かったです。
さらに自分の恥ずべき行為を自分の手で書き目の当たりにし、先生に話すことによって『うわぁ、とんでもないことをしてしまってるな』とはっきりと認識することができました。
頭では分かっているつもりでも、実際に書いたり、第3者に言葉にすることにより脳にデータが落とし込まれていきます。
そうして憤怒状態、感情のコントロールが効かない状態が減っていきました。
他にも感情のコントロールを抑える色々な方法がありましたが、その中でもチェーン分析の効果は絶大な物でした。