セラピー ep.5
- 2021.02.07
- セラピー内容
関連付け
これは境界性人格障害に限らず多くの人に当てはまることだと思います。
特に怒りが抑えられない人はこの状況に陥ってる可能性があります。
関連付けがおきる条件
・心に小さな爆弾をたくさん抱えている(トラウマ、心の傷)
・〔私は絶対に人を傷つけることがない、それなのに人は私を傷つける〕
という思いが心の底に根付いている(無意識下、潜在意識)
・それなのにどうして相手は○○なことをして私を傷つけるのか!
・私を傷つけるなんて許せない
・相手が発した言葉×自分の過去の傷トラウマ=【関連付け】
関連付けが進化して憤怒へ
上記にあるように関連付けの条件が揃いさらに・・↓※内容が上記と重複します
・いつも人を疑っている(相手は必ず私を傷つける、信じられないという信念)
・勝手に関連付けをする
・私はいつも傷つけないように気をつけているのに、相手は平気で私を傷つけた!許せない!信じられない!→→→→怒り爆発
相手視点
・あなたを傷つけるつもりなんて毛頭ない
・それなのにあなたは酷く傷ついたと怒ったり、悲しんだり
※相手からしたか何気ない言葉などから勝手に傷ついているので理解不能、何が起こっているのか分からない
さらに厄介なモノローグ状態
モノローグとは・・・
・憤怒の本人は【関連付け】をすることにより勝手に答えを出している
・相手に質問の形をとっていたとしても実はすでに答えを出していて、自分の中で会話は完結している
・モノローグとは 独り言
・例)
『私のこと愛してる!?』(実はすでに愛してるわけが無いと答えが出ている)
相手『愛してるよ!!』
『そんなわけない!!だって○○○○』
相手『違うってば、それは○○○でしょ!?』
『違う違う違う違う!!!!!!』(答え出てる&独りごとだからもう通じない・・・)
先生が話したこと
・普通の人の3倍脳を使っている
・一番かわいそうなのは脳
・何気ない会話でもそのまま聞いているのではなく、聞いたことをまず【疑い】
なにかと【関連付け】をしている
・いつも 間違い探し をしている状態
・さらに相手の言葉だけではなく相手の 表情 も気にしている
セラピーの内容
人間の脳は
火・天気・水・川・熊などのキーワードを上げると例【キャンプ】を思い浮かべるようにできているこれを『関連付け』という
しかしこの便利な関連付けがあまりに酷いと関連付けする必要のないものまで関連付けてしまう。
先生:私に何か質問をしてください。そして私が答えたのをそのまま反復してください。
私:好きな食べ物は何ですか?
先生:〔膨大な答えが返ってくる〕例)しょっぱいものが好きだが、しょっぱいといっても~で~のようなものではない。さらに~・・・
私:〔先生の言っていることを必死に反復する〕
セラピー続き
先生:私がある表情をするのであとで質問に答えてください
先生:〔頬を膨らまし、時たま眉をしかめる〕
先生:表情をみて何か思いましたか?何を思ってると感じましたか?
私:怒っているような、嫌なことを思い出してるような気がしました。
先生:答えは 何も考えていない です。
セラピーの意図
一つ目の反復のセラピー
☆相手の言うことを【まっさらな状態】で聞く訓練
☆話を聞くだけでもものすごい集中力がいる、しかし上記にあるように間違い探しをいつもしている(相手は私を傷つける、信用にたらないという決めつけから)
二つ目の表情を見るセラピー
☆怒っていると思ったが何も考えていないが答えのように結局自分が感じたことは的外れだった
☆相手の頭の中はみることができない
☆ネガティブに考えようが考えまいが結局は自分が勝手に思うこと
☆セラピーから学ぶこと☆
見えていないものを見えたように言う
聞えていないものを聞えたように言う
これを治しましょう!!
今苦しんでいる人たちは今までの経験、歴史があってここにいるが治せる。
善←―‐‐‐‐‐→悪の悪に偏っているため善の方向に戻す訓練をしていこう。
今回長くなってしまったので、次回更新時に訓練法を記載します。
実際にこの訓練で私はとても生きやすくなりました。
先生が過去の傷、私の抱えている憎しみを【解毒】しようと実際に言ってくれましたが、無事に解毒できました。
今苦しんでいる人たちも【解毒】できます。