セラピー ep.7
- 2021.02.15
- セラピー内容
チェーン分析進化版(感情モデル)
図1
チェーン分析をさらに細かくしたものが上記になります。
図1の四角のなかに自分の状態を記入していく仕組みです。
チェーン分析になれてきたらこちらに移行するのがおすすめです。
先生はセラピーの中で『Vを減らす努力をしていこう』とおっしゃっていました。
Vとは上述でもある通り『自分が持ち込んでいるもの』です。
当たり前のことですが、Vは自分以外の人には見えないです。
しかし境界性人格障害の人たちに多くみられるのは自分と相手を同一にしようとすることです。
一人一人に歩む道があります。
どんなに大切な家族でも恋人でもいつかは一人で死んでいきます。
同じ道を一緒に歩くことは不可能です。
私もそうでしたが、パートナーを自分の歩く道に引き込もうと必死でした。
その行為はただお互いを傷つけあうだけでした。
苦しみ悲しみを伝えることはいいですが、今一度相手は自分とはまったく違う人間なのだと受け入れてほしいです。
そういったことを少しずつ受け入れていくと『V』が原因で相手に理不尽な怒りをぶつけることがなくなっていくように私は思いました。
ただ素直に『いま○○な感情が自分の中に湧きあがってきていて苦しい』と伝えるだけになりました。
『V』をただ伝えるだけにとどまれるようになったのです。